子ども家庭福祉―子ども・家族・社会をどうとらえるか [単行本]
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子ども家庭福祉―子ども・家族・社会をどうとらえるか [単行本]

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出版社:生活書院
販売開始日: 2020/12/11
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子ども家庭福祉―子ども・家族・社会をどうとらえるか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    保育士・社会福祉士をめざすあなたへ。単なる知識の獲得にとどまらず、「社会」と「あなた」をつなぎ、子ども家庭福祉の世界を深く楽しく学べる、これまでにないテキスト誕生!!新カリキュラム対応!!
  • 目次

    はじめに  垣内国光

    第1章 現代社会と子ども  小西祐馬
    1 変化する子どもの定義
    2 子どもをめぐる報道
    3 子どもを取り巻く現実
    (1)子ども虐待 (2)子どもの貧困 (3)少年犯罪 (4)学校における問題 (5)高校卒業後の進路
    4 子どもの問題の背景――おとなの状況
    5 子どもたちの現実から出発する

    コラム1  LGBT・SOGIと子どもたち  関水徹平

    第2章 子ども福祉の歴史――前近代から現代へ  垣内国光
    1 前近代から近代の子ども――児童労働・子どもの貧困・セツルメント
    (1)前近代の子ども (2)資本主義の成立で生まれた児童労働 (3)児童労働の禁止と工場法 (4)ルソーの影響を受けた先駆的実践 (5)セツルメント活動における子ども支援
    2 子どもの権利の誕生
    (1)社会権の成立と子どもの権利 (2)コルチャック先生と子どもの権利条約
    3 日本の子ども福祉略史――人物を中心に
    (1)戦前の慈恵政策とキリスト者の実践 (2)捨てるべき人間はいない――留岡幸助 (3)東北大飢饉の子どもたちを824名収容――石井十次 (4)障害児たちのために生きる――石井亮一・筆子 (5)貧民のための保育園――野口幽香 (6)この子らを世の光に――糸賀一雄 (7)戦後の子ども福祉へ
    ■子どもの福祉略年表

    第3章 子どもの権利と福祉  井原哲人
    1 保護の対象から権利の主体へ
    (1)貧困、戦争被害からの救済 (2)子どもの権利条約制定へのあゆみ 
    2 子どもの権利条約の概要
    (1)子どもの主体性の確保 (2)権利保障における国の役割
    3 日本における子どもの権利保障の課題と可能性
    (1)日本の福祉制度と権利保障の展開 (2)遊びの権利に見る権利保障の複合性 (3)遊びの保障からみる権利保障の可能性 (4)今後の課題

    第4章 子どもを守るしくみ  板倉香子
    1 子ども家庭福祉の法体制
    (1)児童福祉法 (2)児童福祉六法 (3)子ども・子育て支援法 (4)その他関連する法律
    2 子ども家庭福祉の行財政
    (1)行政のしくみと役割 (2)子ども家庭福祉の財政と家族関係社会支出 (3)サービス利用のしくみ
    3 子ども家庭福祉の実施体制
    (1)子ども家庭福祉行政の実施機関 (2)児童福祉施設
    4 子どもを守り育てる社会のあり方を考える

    第5章 生命倫理と母子保健  菅野摂子
    1 母子保健の概要と現状
    (1)母子保健の現状 (2)母子保健の指標
    2 母子保健に関わる法律の変遷
    (1)母子保健法の成立 (2)人工妊娠中絶と優生保護法
    3 優生政策と母子保健
    (1)優生保護法下の強制不妊手術 (2)不幸な子どもの生まれない運動 
    4 出生前検査をめぐる倫理と母子保健の位置づけ
    (1)出生前検査への批判 (2)母子保健に求められること

    第6章 少子化対策と子育て支援  板倉香子
    1 少子高齢社会の子育ての現状
    (1)子ども数の減少と家族単位の縮小 (2)子育ての不安・負担と孤立
    2 少子化対策と子育て支援
    (1)少子化対策としての子育て支援の展開 (2)子ども・子育て支援制度における子育て支援 (3)子ども家庭総合支援拠点
    3 子育て家庭への経済的支援
    (1)子育て家庭の経済状況 (2)児童手当
    4 子育てを支える地域社会づくり

    コラム2 ネウボラと子育て支援  尾島万里

    第7章 現代における保育とは  飯塚美穂子
    1 保育・子育て支援ニーズ増加の背景と子育て家庭を取り巻く社会的状況  
    (1)子育て家庭の減少 (2)育児休業制度 (3)待機児童問題と「保活」
    2 社会福祉における保育
    (1)保育所の成り立ち (2)多様化する保育問題と保育所の機能 (3)今日の保育サービスの特徴
    3 保育とソーシャルワーク
    (1)保育所に求められる役割 (2)保育所におけるソーシャルワークの意義
    4 保育サービスの今日的課題

    第8章 学齢期の子どもの教育と福祉  宮地さつき
    1 なぜ学齢期について考えるのか
    2 児童健全育成事業とは
    (1)児童厚生施設――児童館・児童遊園 (2)放課後児童健全育成事業
    3 法制度にみる福祉と教育の重なり
    (1)新・放課後子どもプラン (2)いじめ防止対策推進法と教育機会確保法
    4 学校とともにあるソーシャルワークの可能性

    コラム3 外国籍の子どもと家族への対応  新藤 慶

    第9章 障害と子ども・家族  新藤こずえ
    1 事例に学ぶ 
    2 「障害」とは何か
    (1)「障害」の定義 (2)障害のある子どもの状況 (3)発達障害のある子ども
    3 障害のある子どもに関する制度と支援のしくみ
    (1)母子保健 (2)子ども・子育て支援と保育 (3)障害者手帳 (4)福祉サービス (5)医療 (6)特別支援教育 (7)経済的支援
    4 障害のある子どもの育ちと家族
    (1)親と障害当事者のソーシャルアクション (2)障害のある子どもの育ちと親子関係

    コラム4 ヤングケアラー  澁谷智子

    第10章 子ども虐待――予防・発見から介入・支援  川松 亮
    1 子ども虐待の定義と現状
    (1)子ども虐待対応の理念と定義 (2)子ども虐待の現状
    2 子ども虐待対応制度の変遷
    (1)児童虐待防止法の制定 (2)児童虐待防止法等の改正の経緯
    3 子ども虐待発見からの介入の仕組み
    (1)発見・通告 (2)通告受理後の介入的対応
    4 多機関協働による対応の仕組み
    (1)要保護児童対策地域協議会の設置 (2)多機関協働の課題
    5 虐待予防と支援の課題
    (1)子ども虐待の予防 (2)子どもと保護者への支援

    コラム5 安全確認できないままに乳幼児が死亡した虐待事例  川松 亮

    第11章 社会的養護――子どもを育てる社会の責任  新藤こずえ
    1 社会的養護とは
    (1)社会的養護の基本理念と原理 (2)社会的養護の概況
    2 社会的養護にかかわる施設等
    (1)施設養護 (2)家庭養護
    3 社会的養護につながる子どもの状況と家族の課題
    4 社会的養護の課題
    (1)施設養護から家庭養護への転換 (2)特別養子縁組は社会的養護の永続的解決となるか (3)子どもたちの進路と社会的養護を離れたあとの支援

    コラム6 こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)  新藤こずえ

    第12章 子ども・家族の貧困――実態と対策  大澤真平
    1 子育て家族の貧困とその背景
    (1)貧困の定義と相対的貧困率 (2)貧困にある家族の生活 (3)子育て家族は支えられているのか――日本の政策的特徴
    2 貧困にある子どもの生活と貧困の世代的再生産
    (1)「子どもの貧困」と子ども期の特徴 (2)貧困にある子どもの生活 (3)貧困の世代的再生産
    3 「子どもの貧困対策の推進に関する法律」とその課題
    (1)子どもの貧困対策法の成立 (2)改正された子どもの貧困対策法と残る課題
    4 子ども・家族の支援に関する諸施策の現状と課題
    (1)学びに関する諸施策 (2)生活と遊びに関する諸施策
    5 子どもの「いま」を保障すること

    第13章 ひとり親家族の福祉  岩田美香
    1 ひとり親家庭とその現状
    (1)ひとり親家庭とは (2)ひとり親世帯の現状
    2 養育費と子育て
    (1)養育費と面会交流 (2)ひとり親の子育て
    3 ひとり親家庭への施策とサービス
    (1)ひとり親家庭等の自立支援策の体系 (2)母子生活支援施設 (3)児童扶養手当
    4 ひとり親家族を通して社会と福祉を考える
    (1)ひとり親施策における課題 (2)子どもにとっての養育費施策 (3)ひとり親家族と社会

    第14章 非行少年の背景と支援  岩田美香
    1 少年犯罪のイメージと実際
    (1)非行少年の定義 (2)少年犯罪の実際
    2 少年保護の理念と保護処分
    (1)少年保護の考え方 (2)非行少年の処遇プロセス (3)児童自立支援施設や少年院における支援と教育
    3 非行少年の背景
    (1)少年たちの家族と生活 (2)少年たちの家族関係と教師
    4 少年法の改正から非行少年支援を考える
    (1)少年法の改正による厳罰化 (2)非行少年への支援を考える

    特講1 ひきこもりと若者支援  関水徹平
    1 ひきこもり問題の現状
    2 ひきこもり支援・若者支援の展開
    (1)若者期と社会的自立 (2)社会的自立への公的支援政策 (3)「就労困難層」の発見と自立支援の現状
    3 社会的自立が困難化する社会的背景
    (1)雇用環境の変化 (2)産業構造の変化 (3)家族責任の重い日本社会
    4 ひきこもり経験と当事者のニーズ
    5 ひきこもり支援・若者支援のゆくえ

    特講2 女性と福祉――子ども家庭福祉につながる課題と支援  堀 千鶴子
    1 女性の支援ニーズ
    (1)婦人保護事業からみえる女性たちの生活困難 (2)若年女性の性暴力被害・性的搾取 (3)ドメスティック・バイオレンス
    2 売春防止法と婦人保護事業
    (1)売春防止法の成立と婦人保護事業の創設 (2)売春防止法の概要
    3 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の概要
    (1)目的・対象・定義 (2)被害者支援
    4 女性支援の現状と課題
    (1)婦人保護事業の現状と課題 (2)民間支援団体
    5 求められる新たな支援枠組

    特講3 子ども家庭福祉の担い手――専門職とボランティア  福間麻紀
    1 子ども家庭福祉の担い手とは
    (1)子どもの育ちに関わる人びと (2)子ども福祉の担い手に求められる専門性とは
    2 子ども家庭福祉における専門職
    (1)子ども福祉に関わる行政機関の専門職 (2)児童福祉施設の専門職
    3 子ども福祉に関連する専門職
    4 地域における子ども福祉の担い手
    5 まとめ――子ども福祉に関わる多職種の連携

    おわりに  岩田美香
    索引
  • 内容紹介

    単なる知識の獲得にとどまらず、「社会」と「あなた」をつなぎ、子ども家庭福祉の世界を深く楽しく学べる、これまでにないテキスト誕生!!

    保育士・社会福祉士をめざすあなたへ! 新カリキュラム対応!!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    垣内 国光(カキウチ クニミツ)
    法政大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了、修士(社会学)。日本福祉大学社会福祉学部教授、明星大学人文学部教授を経て、明星大学名誉教授。日本学童保育学会代表理事、社会福祉法人多摩福祉会理事長

    岩田 美香(イワタ ミカ)
    北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。北海道医療大学看護福祉学部専任講師、北海道大学大学院教育学研究院准教授などを経て、法政大学現代福祉学部教授。スクールソーシャルワーカースーパーバイザー、児童養護施設スーパーバイザー

    板倉 香子(イタクラ コウコ)
    明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。前橋市社会福祉協議会、港区政策創造研究所などを経て、洗足こども短期大学専任講師

    新藤 こずえ(シンドウ コズエ)
    北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。高知県立大学社会福祉学部専任講師、立正大学社会福祉学部准教授などを経て、上智大学総合人間科学部准教授
  • 著者について

    垣内国光 (カキウチ クニミツ)
    垣内国光(かきうち くにみつ)
    法政大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了、修士(社会学)。日本福祉大学社会福祉学部教授、明星大学人文学部教授などを経て、現在、明星大学名誉教授。日本学童保育学会代表理事、社会福祉法人多摩福祉会理事長。
    著書に、『民営化で保育が良くなるの?』(ひとなる書房、2006年)、『プロの保育者してますか』(かもがわ出版、2008年)、『保育に生きる人びと』(編著、ひとなる書房、2011年)、『日本の保育労働者』(共著、ひとなる書房、2015年)など。

    岩田美香 (イワタ ミカ)
    岩田美香(いわた みか)
    北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。北海道医療大学看護福祉学部専任講師、北海道大学大学院教育学研究院准教授などを経て、現在、法政大学現代福祉学部教授。スクールソーシャルワーカースーパーバイザー、児童養護施設スーパーバイザー。
    著書に、『現代社会の育児不安』(家政教育社、2000年)、『シリーズ子どもの貧困② 遊び・育ち・経験』(共著、明石書店、2019年)、『いじめ・虐待・貧困から子どもたちを守るためのQ&A100』(編著、生活書院、2019年)、『家族問題と家族支援』(分担執筆、放送大学教育振興会、2020年)など。

    板倉香子 (イタクラ コウコ)
    板倉香子(いたくら こうこ)
    明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。前橋市社会福祉協議会、港区政策創造研究所などを経て、現在、洗足こども短期大学専任講師。
    著書に、『社会的孤立問題への挑戦』(編著、法律文化社、2013年)、『社会的養護Ⅰ・Ⅱ』(共著、光生館、2019年)、主な論文に、「〈研究ノート〉社会的養護の支援における性差の影響について」(『洗足論叢』第45号、2017年)など。

    新藤こずえ (シンドウ コズエ)
    新藤こずえ(しんどう こずえ)
    北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。高知県立大学(旧・高知女子大学)社会福祉学部専任講師、立正大学社会福祉学部准教授などを経て、現在、上智大学総合人間科学部准教授。
    著書に、『知的障害者と自立』(生活書院、2013年)、『現代社会と福祉・労働・子どもの貧困』(共著、大月書店、2015年)、『現代アイヌの生活と地域住民』(共著、東信堂、2018年)、『シリーズ子どもの貧困④ 大人になる・社会をつくる』(共著、明石書店、2020年)など。

子ども家庭福祉―子ども・家族・社会をどうとらえるか の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:垣内 国光(編)/岩田 美香(編)/板倉 香子(編)/新藤 こずえ(編)
発行年月日:2020/12/01
ISBN-10:4865001212
ISBN-13:9784865001211
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:297ページ
縦:21cm
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