第72回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

2026年度 第72回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が主催の全国学校図書館協議会、毎日新聞社より発表されました。
1955年に始まった歴史のあるこちらのコンクールには毎年、読書指導の一環として全国から多くの教育機関が参加します。
本ページでは、その課題図書を一挙にご紹介致します。
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青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

~青少年読書感想文全国コンクール~

青少年読書感想文全国コンクールは、児童生徒・勤労青少年を対象に、読書活動の振興等を目的に1955年に始まった息の長い読書運動で、その成果は高く評価されています。
日本全国、また海外の日本人学校からも、多くの作品が応募されています。 ▶公式サイトはこちら

  • まこちゃんとコトバロボ

    村上しいこ 作
    たんじあきこ 絵

    【内容】
    ロボットに出会ってから、宿題を任せきりのまこちゃん。でも、一緒に過ごすうちに「できるようになる嬉しさ」を実感し始めて…。


  • なにかいいことあった?

    ミーシャ・アーチャー 作
    石津ちひろ 訳

    【内容】
    「なにか いいこと あったかい?」おじいちゃんから尋ねられたダニエルは、いいことをさがしに公園をめぐります。見つかるかな?


  • ララのまほうのことば

    グレーシー・ジャン 作
    やのあやこ 訳

    【内容】
    女の子と心を通わせる植物が見せてくれた不思議な力。やさしい言葉が豊かな命を育みます。


  • たねはいのちのおわりとはじまり

    鈴木純 作

    【内容】
    64種類のたねや芽ばえがいっぱい!たねの世界の奥深さとおもしろさを味わえる、魅力いっぱいの一冊です。


  • ポジション!

    高田由紀子 作

    【内容】
    ミニバスケチームに誘われた芽吹。チームメイトとぶつかりつつ車いすバスケで努力するルイの姿に鼓舞され、成長していく物語。


  • リヒト!

    イノウエミホコ 作

    【内容】
    光あふれる異国のクリスマスマーケットで、ぼくが得たものは……。


  • ミシュカ

    エドワルト・ファン・デ・フェンデル、アヌッシュ・エルマン 作
    野坂悦子 訳
    アネット・スカープ 絵

    【内容】
    すべてを捨て、長い長い旅の末にアフガニスタンから逃れた一家が、オランダで見つけた小さな幸せー1ぴきのウサギがつなぐ愛の物語。


  • キミの一歩アフリカ:ゾウを食べるにはひと口ずつ

    味田村太郎 作

    【内容】
    キミの一歩を応援する、みずみずしいエッセイ。異文化にふれ、多様性を知ることで、広がる新しい世界へ―。


  • スウィッシュ!

    藤ノ木優 作

    【内容】
    運動音痴のキャプテンと骨折した絶対的エース。ふたりの絆が奇跡を起こす、号泣の青春バスケ小説。


  • ノアハム・ガーデンズの家

    ペネロピ・ライヴリー 作
    斎藤倫子 訳

    【内容】
    この世界は、遠い過去から続いている。イギリスで50年間読みつがれてきた名作、初めての日本語訳!


  • 平和のうぶごえ:「原爆の子」として生きた80年

    早志百合子 作

    【内容】
    いまなお世界中で読み継がれるヒロシマの被爆少年少女らの手記『原爆の子』。 その執筆者である著者が、同じく執筆者で長年支え合った仲間と、被爆者として生きた戦後80年を語る。


読書感想文のポイント

■読書感想文は、何のために書くの?

書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。ですから読書感想文は「考える読書」ともいわれます。また、どんなに強く心を動かされても、時がたてばその記憶は薄れてしまいます。読書感想文は自分自身の記録です。読み返すことによって、いつでも「感動した自分」に出会うことができるのです。

■「課題読書」・「自由読書」って何?

読書感想文コンクールの主催者が指定した本を読んで書くのが「課題読書」です。本の専門家の先生方が、新しく出版されたたくさんの本の中から、年齢に合わせて、多くの感動を得られたり新たな知識を得られたりする本を、フィクション、ノンフィクション、外国作品など幅広く選んだものです。ぜひ読んでみてください。一方、自分で読みたい本を自由に選んで読書感想文を書くのが「自由読書」です。フィクションでもノンフィクションでもかまいません。読書感想文は「読書の幅」を広げるチャンスです。ふだん物語や小説をよく読む人は科学の本にチャレンジしたり、スポーツの本をよく読む人は伝記を読んでみたりしてください。

■どんな本を読んだらいいの?

思いっきり楽しめたり、自分を見つめなおしたり、新しいことを教えられたり……。自分の心を突き動かしてくれる本が、その人にとっての「良い本」だといえます。自分に合った、心を動かされる本を探してみましょう。迷ったら、自分のことをよく知っている人、たとえば家族や担任の先生、教科の先生、部活の顧問の先生に相談してみましょう。「本の専門家」の図書館の先生に相談してもいいでしょう。友だちと紹介し合うのもいいですね。

■なぜ、本を読むことが大切なの?

一冊の本が、人生を変えてしまうことがあります。本の中で旅をしたり恋をしたり、冒険をしたり……。人は本の中でいろいろなことを体験できます。登場人物と自分の生き方や考え方を比べて、共感したり反発したりします。また、本を使って、疑問に思ったことを解決するために調べることもできます。本を読んで新しいことを知ると、びっくりしたりうれしくなったりします。本は、人の心を成長させてくれ、いろいろなことを教えてくれる友だちです。

■読んだ本の本文や解説などを引用してもいいの?

読書感想文は、本を読んでの自分の思いや心の動きを中心に書くものですから、できるだけ自分のことばを使って書くようにしましょう。確かに解説やあとがきなどは、本の世界をより深く理解するために参考になることがあります。ですから、場合によっては引用する必要が出てくるかもしれません。そのときは、どうしても必要な部分だけを引用することにして、必ず「 」(カギかっこ)でくくりましょう。

■題名はどうつけたらいいの?

本を選ぶとき、本の題名を見ながら「おもしろいかなあ?」とか「読んでみようかなあ?」と考えることはありませんか。題名一つ見ただけで「読んでみたい」とか「読みたくない」とか思ってしまいます。魅力的な題名は人をひきつける力があります。せっかく書いた読書感想文ですから、人が読んでみたくなるような題名を考えましょう。自分が一番感動したことやもっとも言いたいことの、中心となることばを考えて題名にするといいでしょう。

■字数は規定の字数以内なら何字でもいいの?

本を読んだ感動や本を読んで考えたことを、人に伝わるように十分に書き表すためには、ある程度のことばの量が必要です。心の中のあふれる思いを、たくさんのことばを使って表現してみましょう。字数の規定はいわばことばで表現できるグラウンドの広さです。せっかく広いグラウンドが用意されているのに、それを自分で狭くする必要はありません。規定の字数をなるべくいっぱいに使って、思いっきり読書の感動を表現してみましょう。

■何をどう書けばいいの?

本を読んで自分がどこに感動したのか、なぜ感動したのかを考えましょう。そしてもう一度本を読んでみましょう。自分の生き方や経験と本の世界とを照らし合わせると、いろいろなことが見えてきます。感じたこと、思ったこと、連想したことなどを忘れないうちに全部メモしておきましょう。そうしたら、順番を入れ替えたり内容を補ったりして、どう書けば自分の心の動きにぴったりするか、それがうまく人に伝わるかを考えましょう。先生や家の人と相談してみるのもいいでしょう。そうするうちに何をどう書けばいいのか、自分が一番言いたいことは何なのかがはっきりしてきます。書き終わった時には、それまでとはどこか少し違った自分になっていることに気づくはずです。

(出典:読書感想文全国コンクール公式サイト 感想文Q&A 2021年7月29日



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