はじめてのマラソン大会準備特集
アートスポーツは初めてのマラソン大会参加ランナーを応援いたします!
マラソン大会に参加しよう

マラソン大会でしか味わえない雰囲気がある
誰でも気軽に取り組める運動として人気のランニング・ジョギング。
「健康維持」や「ダイエット」「ストレス解消」など日々走る事への目的は人それぞれですが、日本各地では様々な「マラソン大会」が開催されていますので日々のランニングの成果をマラソン大会で発揮してみるのはいかがでしょうか?
本特集では、マラソン大会に興味がある方や、これから大会に参加するという方に向けて、マラソン大会の魅力やランニングシューズ・ウェアの選び方、その他必要になるアイテムをご紹介します。ぜひ参考にして頂きマラソン大会デビューにお役立てください。
マラソン大会の魅力

ゴール時の達成感は何事にも代えがたい
マラソン大会は、毎年日本各地で大小様々な大会が開催されています。ここではマラソン大会にはどのような魅力があるのかを簡単にご紹介します。
- ■達成感・充実感を得られる
- マラソン大会の多くは、タイムや順位が記録され完走証を貰うことができます(近年は、後で自分でダウンロードするWEB記録証も多い)「完走が目標」や「自己ベスト更新」など、どなたでも自分で決めた目標を持って参加できて、それを達成した時の達成感・充実感は素晴らしいものがあります。
- ■モチベーション維持に繋がる
- マラソン大会にエントリーすることで近い将来の「明確な目標」が生まれるので、普段のランニングも継続して取り組む気持ちが生まれます。「健康維持」や「ダイエット」目的だけでは中々モチベーションが上がらないとお悩みの方は、マラソン大会の出場を検討してみるのもおすすめです。
- ■走力の向上に繋がる
- マラソン大会は数百~数万人のランナーが一緒のゴールを目指します。周囲に同レベルのランナーがいるため、お互いが刺激し合って普段の練習以上の力を発揮することができるので、大会に参加すると自身の走力レベルの向上に繋がります。
- ■普段走れないところを走れる
- 中~大規模マラソンの多くはコースに公道(車道)を使用します。ランナーが走る時間帯は交通規制をして一般車両が通れないようにしますが、普段走ることが出来ない広々とした車道を走るのはワクワクしますし、とても気持ちのいいものです。
- ■その地域の魅力に触れられる
- マラソン大会は日本各地で開催されているので、大会会場ではその土地の文化や名産を紹介していたり、美味しい食べ物が振舞われることもあります。たとえ走るのにそこまで自信が持てないとしても、マラソン大会というある種の「お祭り」を楽しむだけでも十分満足感を得ることができます。
マラソン大会というのは、一部のエリートランナーのみが参加できる大会を除けば、どなたでも参加することが可能ですし、目標の設定や楽しみ方も人それぞれです。
ひたすら自己ベストを追い求める方から、仮装・コスプレをして周囲や沿道の人々を楽しませてくれる方、旅行と組み合わせて観光目的で走る方、エイドで出る給食や参加賞の名産品を楽しみにして走る方などなど……。マラソン大会がもつ独特の魅力は他では中々味わえませんので、迷っている方はぜひ一度思い切って参加してみることをおすすめいたします。
マラソン大会の種類

都市型マラソン大会は沿道の人数も声援も一際凄い
マラソン大会とひとえに言っても競技種目は様々で、その大会によって参加できる種目は異なってきます。ここでは主要な種目について簡単に解説します。
- ■フルマラソン(42.195km)
- 「マラソン」と単に聞くとフルマラソンを連想される方が多いと思います。TV中継されることも多く、大規模な都市型大会が開かれる花形種目と言えます。
- ■ハーフマラソン(21.0975km)
- フルマラソンの丁度半分の距離を走ります。「フルマラソンは長すぎるけどその半分なら頑張れる」という方も多く、年間の大会数で言えばフルマラソンよりも多い人気の種目です。
- ■10kmマラソン
- そこまで長い距離の練習を積む必要が無い分、初心者の方でも取り組みやすい種目と言えます。同時にゴールした時の達成感も十分味わえる距離と言えるでしょう。
- ■リレーマラソン
- 複数人でチームを組んで、所定の距離や時間を協力して走る種目です。チームの誰かが走っている間は休憩したり応援したりして過ごせるので、気軽に参加できるのも魅力です。
- ■親子マラソン
- 親子で一緒に走る種目です。大会にもよりますが、小学生以下のお子様とそのお父さん・お母さんが一緒に数キロの短めのコースを走るような形が多いです。

【初めての大会参加でおすすめの種目は?】
ご自身の走力や運動経験にもよりますが、初めのうちは距離的にも余裕を持って取り組みやすい10km以下の短めの種目や、仲間内でフォローし合えるリレーマラソンにエントリーして、マラソン大会の独特の雰囲気に慣れてからハーフマラソンやフルマラソンに挑戦されるのがおすすめです。
また、大会によって「制限時間(制限関門)」の設定が異なりますので、最初のうちは制限時間が長めに取ってある大会を選ぶというのも完走する上で重要なポイントです。
大会参加に慣れてきたら、色々な種目に挑戦してみることで自分に合った距離と言うのも見えてきます。ぜひ積極的に各地の大会に参加してみて下さい!
大会出場までの大まかな流れ

どのような大会があるか探してみることが始めの一歩
マラソン大会に参加したいと思い立ったら、どのような事をやる必要があるのか簡単に解説します。
- 【STEP1】出場する大会を決める
- 先ずはどの大会に出場するかを決めましょう。大会エントリーサイト「ランネット」や「スポーツエントリー」などで日付や地域、種目を絞り込んで探してみるのが選びやすくておすすめです。ちなみに一般的なマラソン大会は秋~春に開催されます。
- 【STEP2】エントリーする
- 大会エントリーはネット申し込みが主流ですので、上述したエントリーサイトや大会公式HPから申し込みをしましょう。エントリーは早い所では半年前あたりから開始されます。大抵が先着順ですので、人気大会に申し込むならお早めに。
- 【STEP3】アイテムを揃える
- 無事エントリーが完了したら、大会や練習で使用するランニングシューズやウェアなど必要なランニンググッズを揃えましょう。特にランニングシューズは持ってないと本格的な練習が始められないので、早めに用意しておくのをおすすめします。
- 【STEP4】練習する
- 目標をどこに設定するかにもよりますが、折角マラソン大会にエントリーしたのなら、ある程度練習をして出場した方がゴール時の達成感を味わえますし楽しく走れます。時間を作って近場の公園や運動場を走ってみましょう。怪我にはご注意を。
- 【STEP5】大会に参加する
- 大会当日は数千、数万のランナーが集結するので受付やトイレなどが非常に混みあいます。時間に余裕を持って会場入りしましょう。あとは練習の成果を発揮してレースを楽しむだけです。

【ランニングは続けることが大事】
マラソン大会に向けてランニングを始めたい方へのアドバイスになりますが、まずは「ランニングを生活の中に組み込んで定着させる(継続する)」ことを第一目標にしてみましょう。
ランニングの走力向上において一番重要なのは「続ける」ということです。そのためには1日のスケジュールの中に上手くランニングの時間を作り出して習慣化させることが重要です。出来れば週3日くらいはランニングをする日を設けたいので、平日にも短時間でいいので走る時間を作り出してみましょう。
走る場所は、公園内のランニングコースや河川敷など、信号が無くて安全にノンストップで走り続けられる環境が理想的です。公道を走る場合は、なるべく歩道がある道を走りましょう。
ランニングは継続することが重要と書きましたが、体に不調を感じたり、気分が乗らない時は無理して走る必要はありません。「中・長期的な継続」には「走ることを楽しみながら無理をしない」ことも大切なのです。
はじめてのランニングシューズの選び方

まずは膝に優しいクッション性が高いシューズを選ぼう
マラソン大会への出場を決意したら、まずは一番重要なランニングシューズを購入しましょう。
ランニングシューズの選び方はレベルにより様々ですが、ここでは初めてマラソン大会に参加して完走を目標とする方向けのシューズ選びのポイントを解説いたします。
- クッション性が高いモデルを選ぶ
- ランニングにおいて接地時に足にかかる衝撃は体重の3倍とも言われています。まだ走り慣れていない方は接地時間が長くて衝撃を受けやすい傾向にあるので、ミッドソールが厚底のクッション性に優れたシューズを選ぶのが完走への秘訣です。
- サポート(ガイド)があるモデルを選ぶ
- ランニング初心者・マラソン完走者向けモデルの多くは、サポート(ガイド)機能が充実していて、ランニングフォームが崩れるのを防いでくれたり、自然でスムーズな足運びをシューズ自体が引き出してくれます。
- はじめは軽さにそこまで拘らない
- シューズ重量は確かに重要なスペックではありますが、軽さを追求しているモデルは安定性よりもスピードを重視した中・上級者向けであることが多いです。マラソンに取り組み始めたばかりなら、多少重量が重かったとしてもサポート(ガイド)が充実しているシューズを選んだ方が、長い距離を無理なく走れますし疲労や故障のリスクも減らせます。

【走力別に見るランニングシューズの特徴】
マラソン大会で履くシューズを選ぶ際は、ご自身の走力レベルや目標タイムを意識して候補を絞り込むのがおすすめです。
一般的に上級者モデルはスピードを出すために軽さや反発力が重視され、高反発のミッドソールやカーボンプレートが内蔵されていたりするので高価なモデルが多いです。
初心者向けモデルはランニングフォームの維持や脚部の負担軽減のためにクッション性やガイド機能(例:オーバープロネーション対策)が重視されています。
ご自身の脚力とシューズが生み出す推進力が上手く嚙み合っていると長い距離のマラソンでも後半までスピードを維持してタイムを縮めることができます。
一方であまりにもオーバースペックすぎるシューズを選んでしまうと、反発力(衝撃)に耐えきれず筋肉や骨へのダメージが蓄積されて疲労・怪我のリスクが増すこともありますのでご注意ください。
マラソン大会完走におすすめランニングシューズ4選
Mens
衝撃吸収性に優れたFresh Foam Xミッドソールに、高さを見直したサイドウォールが安定性を提供。
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ランニングシューズのサイズ選び

足長の実測値+1cmがサイズ選びの目安
ランニングシューズを選ぶうえで大事なサイズ選びについて解説していきます。
- つま先の余裕
- シューズを履いて踵を合わせて靴紐を締めたときに、つま先に1cm程度の余裕があるのがベストです。このつま先部の余裕が無いと、走っていて指先が靴にぶつかり爪や指を痛めます。
足の実測値を測ってそこに+1cmしたサイズが選ぶ際の目安となります(メーカーやモデルによって同じcm表記でも、サイズ感が若干違ったりするのであくまで目安です。足の実寸に左右差がある場合は大きい方を基準とします) - 横幅(足幅)
- 靴の中で足の指が自由に動かせる程度にはゆとりがありつつも、接地で踏み込んだ際に足がズレない適度なフィット感も同時に必要です。足が幅広な方向けにワイドモデルも一部存在しますが、シューズのサイズ含め必要以上に大きい靴を履くのはマメや靴擦れの原因になるのでその点はご注意を。
- 踵周り・甲周り
- 走るうえでは踵のホールド感は重要です。蹴り出す際に踵がパカパカして脱げそうになるようでは上手く走れず体力も消耗します。
甲周りのフィット感に優れると足がしっかりホールドされてズレにくくなりイメージ通りの足運びが可能です。靴紐を締めた際に、両サイドのシューホール(紐を通す穴)の距離が極端に近くなるようなら、それは足に対してシューズが緩すぎる証です。

【フィッティングのご相談はアートスポーツへ】
人の足型は千差万別、シューズも同じサイズ表記でもメーカーやモデルによって形状や足入れ感は異なりますので、はじめのうちはお店で色々なメーカーのシューズに足を入れてみて、どのメーカーの靴が自分に合いやすいのか探ってみるのもおすすめです。
アートスポーツ各店では、経験豊富なスタッフがあなただけの理想的なシューズ選びをサポートいたします。試し履きや足の実寸を測りに行くだけでも構いませんので、お気軽にご来店・ご相談ください。
ランニングシューズをサイズ・ブランドから探す
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「メンズ ランニングシューズの人気商品」をもっと見るレディース ランニングシューズの人気商品
「レディース ランニングシューズの人気商品」をもっと見るランニングウェア選びのポイント

他のランナーのコーデを参考にするのもよい
ランニングは走ると汗をかきますので、ポリエステル素材などの吸汗速乾性に優れたウェアを身に付けるのが基本になります。そのうえで、大会の季節や地域、時間帯等を考慮しながらお気に入りのウェアでコーディネートしていきましょう。
- 吸汗速乾性
- 走ると汗をかいてウェアが濡れますが、速乾性に優れた素材なら乾きが早いので快適です。綿製品は汗を吸いますが乾きが遅いのでおすすめしません。
- 通気性・保温性
- 暑い時期はなるべく風通しの良いウェアを選びます。ノースリーブのシャツもおすすめです。逆に冬場はレースペースにもよりますが、防風性や保温性のあるウェアで体が冷えて動きが悪くなるのを防ぐことも大切です。
- ストレッチ性
- ストレスなく軽快に走るためには伸縮性に優れたウェアを着ることも大切です。シャツで言えば腕振りに、パンツで言えば足上げに影響してくるので機能的なものを選びましょう。
- サポート・着圧機能
- 着ることで筋肉や関節をサポートして運動効率や安定性を向上させたり、段階着圧で血行を促進して足のむくみ予防や疲労軽減を促すコンプレッションウェアもマラソン完走の心強い味方です。
- デザイン性
- 機能面だけでなく、お気に入りのブランドやカラー、デザインのウェアを身に付けることで、走ることに対してモチベーションが向上してマラソン大会をより楽しめるようになります。
マラソン大会では大体スタート20~30分前くらいからスタート地点で整列が始まり、号砲が鳴るまでの間は走る格好で待機する必要があるので冬場などは結構寒いです。
とは言え、待機中の寒さを嫌って過度な厚着をすると、今度は走ってるときに暑くなってしまうので、グローブやアームカバーなどの小物類も活用しながら上手く体温調節をするようにして下さい。

【走力別に見るウェアの選び方】
ランニングシューズ程ではないですが、ウェアの選び方もランナーの走力によって違いが出てきます。
速いランナーは所要時間が短いのもありますが、タンクトップ+ショートパンツ(ショートタイツ)など、シンプルで軽くて動きの邪魔にならないものを身に付けます。
一方、制限時間内での完走が目標のランナーは、足腰や膝への負担軽減や軽い防寒対策のためにランニングタイツ(サポートタイツ)を履く方も多いですし、寒い時期は長袖と半袖シャツを重ねたりするのもおすすめです。
また、フルマラソンなど長い距離でしたら後半は歩いたりペースが落ちて体が冷えてくることも考えられますので、薄手のウインドシェルを準備したり、アンダーウェアやスポーツブラなどインナーもなるべく汗冷えを軽減する機能性に優れたものを選ぶのがポイントです。
暑がり寒がり、レースの季節・天候など様々な要因があるので一概には決められないところですが、ご自身の走力や所要時間を意識したウェア選びをして、最後まで体調を崩さずに走り切れる準備をしましょう。
おすすめランニングウェア ピックアップ

【マラソン大会用の勝負ウェアを用意しよう】
マラソン大会で着るウェアは、ここぞという時のために用意した「勝負ウェア」で臨むのがおすすめ。
大会当日に勝負ウェアを身に付けることで、レースに向けた気持ちの切り替えが出来て、高いモチベーションでスタート位置に立つことができます。
練習用のウェアよりもワンランク上の機能性を持つものにしたり、普段の練習では中々着ないような鮮やかでカラフルなデザインを選んでみるなど、練習用ウェアと差別化を図るとなお良いでしょう。
準備した勝負ウェアは、大会前に練習で一度身に付けて走ってみて、サイズ感や動きやすさなどストレスなく走れることを確認しておくこともお忘れなく(ドレスリハーサル)
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メンズウェア
通年通して活躍。寒い時期はアームカバーや長袖と併用しよう。
夏のレースや練習会は走りやすいノースリーブもおすすめ。
寒い時期は長袖シャツも。半袖との重ね着も○
汗冷えを防ぐためになるべく高機能なものを着よう。
汗冷えを防ぐためになるべく高機能なものを履こう。
着圧やサポート効果で筋肉の疲労が軽減される。防寒対策にも。
履き心地に優れたシンプルなランニングタイツはこちら。
夏は単体で、それ以外ではタイツと組み合わせがおすすめ。
保温性、防風性を重視して寒い季節はロングパンツも。
所要時間が長い場合は着用することも。ゼッケンの視認性には注意。
雨対策に。レースで着るならゼッケンが透けて見えるカラーやゼッケンベルトの併用を。
レディースウェア
通年通して活躍。寒い時期はアームカバーや長袖と併用しよう。

夏のレースや練習会は走りやすいノースリーブもおすすめ。
寒い時期は長袖シャツも。半袖との重ね着も○
汗冷えを防ぐためになるべく高機能なものを着よう。
バストの揺れを抑えるサポート機能を備えたものがおすすめ。
汗冷えを防ぐためになるべく高機能なものを履こう。
着圧やサポート効果で筋肉の疲労が軽減される。擦り傷防止にも。
履き心地に優れたシンプルなランニングタイツはこちら。
夏は単体で、それ以外ではタイツと組み合わせがおすすめ。
保温性、防風性を重視して寒い季節はロングパンツも。
所要時間が長い場合は着用することも。ゼッケンの視認性には注意。
雨対策に。レースで着るならゼッケンが透けて見えるタイプやゼッケンベルトを。
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【アンダーウェアで快適なランを】
ウェアの中で特に注目して頂きたいのがアンダーウェア(肌着・下着)です。
ランニングに限った話ではないですが「体を動かして汗をかいて濡れたシャツが、肌に張り付いて不快な思いをした」という経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?高機能なスポーツ向けアンダーウェアは汗を素早く肌面から離して拡散するので体をドライに保つ効果があり、汗濡れによる肌への張り付きや、それに伴う汗冷えを軽減してくれます。
汗冷えは何も寒い時期だけでなく、大量に汗をかく暑い時期にも起こりうることです。マラソンは長距離・長時間運動し続ける必要がありますので、汗冷えを防いで常にいい体調をキープすることは非常に重要です。ぜひお試しください。
ウェアアクセサリ
ランニング向けの速乾性に優れたものを履く。5本指タイプもおすすめ。
高機能なものに入れ替えるとパフォーマンスがアップする。
日差しや紫外線から頭部を守る他、雨対策にも必須。
冬のマラソン大会では防寒対策に便利。
紫外線対策や細やかな体温調節に便利。
ペースや心拍数を計測できるGPSウォッチがおすすめ
紫外線対策や目の保護、集中力アップに。雨対策にも有効。
ふくらはぎを適度に着圧してパフォーマンスをアップさせる。
各部位に貼って筋肉や関節をサポートする。カット済みのタイプもある。

【ランニングウォッチを活用しよう】
タイムを計測するために腕時計をして走る方も多いと思いますが、折角マラソン大会に出場するのであれば、ランニング向けのスポーツウォッチを装着するのがおすすめです。
ランニングウォッチはタイム以外にもご自身の今のペースや速度、正確な距離、心拍数など詳細なデータを表示することが可能です。
これらのデータを見ながら走ることで、今の自分の状態を客観的に見れることが出来るため、レース中のペースメイクに非常に役立ちます。
特に「ペース(1km何分ペース)」や「心拍数」が数値化されることで、よく起こりがちな無意識にオーバーペースになって後半バテてしまうのを防ぐことが出来て、最後まで安定して走り切れるようになります。
スマートフォンと連動して走行データを転送・蓄積したり、仲間内で練習メニューやレース内容をシェアしたりとやれることは多岐に渡りますので、ランニングをされる方はこれを機に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Tips:持っていると便利・安心グッズ
ランニングシューズやウェア類以外で、マラソン大会で必要になる持ち物や、あると便利なアイテムをご紹介します。
何千、何万人ものランナーが参加するマラソン大会では、準備するものも細かく見れば人によって様々です。はじめての場合は何を持っていけばいいか分からないところもあるかと思いますが、周囲のランナーを観察したりレースの経験を積んでくると自分にとって必要なアイテムも浮かんできますので、最初のうちはそこまで身構えずレースに参加してみる気持ちも大切です(中規模以上の大会では、メーカーやスポーツショップの販売ブースが会場に立ち並ぶので、そこである程度現地調達も可能だったりします)
レース中のエネルギーやアミノ酸、ミネラルの補給に。
補給食やサプリを多めに持参する場合に使う。
荷物を持ちながら走る必要がある場合に。ラン用なら揺れにくい。
安全ピンを使わずにウェアにゼッケンを取り付けできる便利グッズ。
ゼッケンを取り付けて腰に装着するベルト。意外と走りやすい。
雨のレースで活躍。ポイ捨ては止めましょう。
日焼け、紫外線対策に。ウォータープルーフタイプを選ぼう。
靴擦れや股擦れ、女性ならブラのアンダー等の擦れ予防に。雨対策にも。
ウォーミングアップ用やレース後のケア用など種類は様々。
レース後の脚のケアにはアイシングが有効。
レース前後や普段のトレーニングから筋膜リリースでセルフケア。
寒い時期の防寒対策に薄手のタイプが便利。
冬のレースでスタート前待機中の防寒対策に。
咳エチケットや飛沫対策に。大会の競技規則を確認しておこう。
レース中に汗を拭うのにあると便利。
レース後の汗拭きに。荷物を減らしたいなら速乾性に優れたものを。
リラックス効果や筋肉のコリをほぐす効果が期待できる。
レース後に足を休ませることができるサンダル。
大会によっては持参する必要があることも。
荷物をまとめて持ち運べる。背負えるモデルがおすすめ。
会場で財布やスマートフォン、貴重品などを携行するのに重宝する。

【マラソン大会の雨対策は?】
マラソン大会はよほどの悪天候ではない限り雨天決行ですので、雨のレースというのも想定する必要があります。
雨だと視界が悪くなったり、濡れて体が冷えやすかったり、足の皮がふやけてマメが出来やすくなったりします。
対策として代表的なものは「ランニングキャップを被る」「明るいレンズのサングラスをかける」「擦れ予防のクリームやワセリンを各部位に塗る」「防水透湿素材のレインジャケットやビニールのポンチョを着る」などが挙げられます。
レインジャケットやポンチョを着る場合の注意点としては、大会では自分のゼッケンが外から見えてないといけないので、透明色や薄手で透けて見えるようなカラーを選ぶことです(若しくはゼッケンベルトを使う)また、安価な使い捨てポンチョを着用する場合は、途中で脱いだポンチョを適当な場所に投棄しないようにしましょう。
Tips:補給食・サプリメントを持参しよう

行動食・サプリメント特集はこちら
マラソン大会でぜひ用意して頂きたいのが、補給食・サプリメントです。
種目にもよりますが、マラソンは長い距離・時間を走り続けますので、エネルギー切れを防ぐためにも途中で何か「食べる(飲む)」事は重要です。
道中にある給水所(エイドステーション)で果物やパン、塩飴などのちょっとした食べ物を摂ることは可能ですが、より走りながら摂っても消化吸収に優れ胃腸に負担がかかりにくいエネルギージェルなどを活用した方が良いコンディションを維持しやすいです。
また、筋肉の分解を防ぐBCAAや、脚の攣りや脱水予防に重要なナトリウム、カリウムなどを効率よく摂取できるサプリメントをレース前中後に服用することで体へのダメージを軽減できます。
補給食・サプリメントは各社様々な形状、味付けのものが出ていますので、事前に「試食」してみてお気に入りの組み合わせを見つけてみて下さい。

【補給食の携帯方法】
補給食、サプリメントの携帯方法ですが、ランニングパンツのポケットに入れるというのがまず考えられますが、ポケットに入れて走っても邪魔にならないか事前にテストして確認しておきましょう。また、補給食を携帯しやすいように腰ポケットが設けられているパンツもありますのでチェックしてみて下さい。
フルマラソンなどの長距離レースで多めに補給食を持っていくのであれば「ランナーポーチ(ランニング用ウエストポーチ)」を使うのも手です。
ランナーポーチを選ぶ際は、入れたい補給食やボトルが無理なく収まって、なおかつ走りながら取り出しやすいかを確認しましょう。
少し話が逸れますが、何らかの理由で補給食以外の荷物も色々入れて走りたいという方は、ランナーのために設計された「ランニング(トレイルランニング)用ザック」が背負っても揺れにくく走りやすいのでおすすめです。
Tips:テーピングを活用しよう

テーピング・サポーター特集はこちら
マラソン大会に出場する方におすすめなのが、テーピングの活用です。
ここで言うテーピングとは怪我や痛みのある患部を固定・保持するためのものではなく、カラダの動きに伴って伸縮しながら筋肉や関節をサポートするテーピング(キネシオロジーテープ)の事を指します。
テーピングを活用することで怪我や筋肉疲労の予防やパフォーマンスアップに繋がります。特定の部位を狙ってサポートを受けられるので、ご自身が不安にしている部位や痛みが出やすい箇所に貼ると効果的です。
「テーピングを貼るのってなんだか難しそう……」と思われる方もいらっしゃると思いますが、各テーピングメーカーではどなたでも貼れるようにカット済み(プレカット)の商品も多く販売しています。
マラソン大会にはじめて参加される方も、ぜひテーピングを味方につけて大会をより快適に楽しく走ってみてはいかがでしょうか。
Tips:給水所でのテクニック

走りながら飲むのは意外とコツがいる
マラソン大会では一般的に給水所(エイドステーション)が一定の距離毎に設けられていて、そこでは水やスポーツドリンクを飲んだり、食べ物を食べたりすることができます。
給水所の度に立ち止まるのはタイムロスが大きいため、基本的には走りながら飲んだり食べたりしますが、「走りながら」というのは意外と手こずることがあるので事前に練習をしておくのもおすすめです。
走りながら紙コップの水を上手に飲むポイントですが、そのまま飲もうとするとこぼれたり口に勢いよくかかったりするので、紙コップの端を潰して水分が出てくる箇所と空気が入る箇所を作ってあげてから口をつけると飲みやすいです。また、飲んだ紙コップや食べ物の個包装のゴミは、その辺に投げ捨てるのではなく、給水所付近に設けられているゴミ箱にきちんと入れるようにしましょう。

【マイボトル持参のマラソン大会】
一般的なマラソン大会では、給水には大会側が用意した紙コップが使われますが、2022年の湘南国際マラソンではゴミの削減、サスティナブルの観点から従来の紙コップでの提供を廃止して、各ランナーがマイボトル(マイカップ)を持参してそれで給水をするという「マイボトルマラソン」という取り組みで注目されました。
別競技のは話ですが、山の中を走るトレイルランニングの大会では既に「マイボトル(マイカップ)持参」は一般的になりつつあります。今後はロードのマラソン大会でも広がりを見せるかもしれませんので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみて下さい。
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