第65回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

2019年度 第65回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が主催の全国学校図書館協議会より発表されました。
1955年に始まった歴史のあるこちらのコンクールには毎年、読書指導の一環として全国から多くの教育機関が参加します。
本ページでは、その課題図書を一挙にご紹介致します。この夏の一冊はヨドバシ・ドット・コムで!日本全国配達料金無料、ポイント3%還元で大変お得!

~青少年読書感想文全国コンクール~

青少年読書感想文コンクールは、児童生徒・勤労青少年を対象に、読書活動の振興等を目的に1955年に始まった息の長い読書運動で、その成果は高く評価されています。 年々作品の応募数も増え、第45回の読書感想文コンクールでは、ついに427万編を越えました。外国にある日本人学校からも多くの作品が応募され、入賞も数多くしております。

小学校低学年の部(1~2年生) 課題図書

BOOK

『魔女ののろいアメ』

おねえちゃんなんか、だいきらい!おねえちゃんの悪口を10こいいながら、おそろしいのろいアメをつくりますが…。
BOOK

『スタンリーとちいさな火星人』

かあさんがでかけたひ、スタンリーはかせいへととびたった。すると、いれかわりにやってきたのは…?
BOOK

『心ってどこにあるのでしょう?』

心ってどこにあるとおもう?むねかな…?すきなひとのまえだったりはずかしくなったりするとあかくなるのはどこ?いやなことがあるといたくなるのは?いったい心ってどこにあるんだろう?
BOOK

『もぐらはすごい』

土の中はまっくら。なのに、どうしてわかるの?歩けるの?いつ寝るの?いつ起きるの?あなの中はどうなってるの?知らないことだらけ、びっくりだらけ。―もぐらはすごい!

小学校中学年の部(3~4年生) 課題図書

BOOK

『かみさまにあいたい』

大好きなおばあちゃんにうそをついたまま、永遠の別れをむかえてしまった雄一。ひょんなことから、同級生の竜也といっしょに、「神さま」との交信を試みることになるが…。心の傷を抱えた少年たちのひみつの友情と成長の物語。
BOOK

『子ぶたのトリュフ』

ジャスミンに命をすくわれた子ぶたのトリュフ。こんどはジャスミンを助けるために大かつやく!農場を舞台にした、少女と子ぶたの心あたたまる物語。
BOOK

『そうだったのか!しゅんかん図鑑』

しゅんかんの世界へようこそ!ふだんなにげなく見ているものも、その一瞬を「ストップ!」。切りとってみると…?肉眼では見えないものが見えてくるから不思議です。実際に見えるものとはちがう現象だったり、見えていたはずが、じつは残像だったり!この本は、1秒に何千ものコマで“一瞬”を切り取る「しゅんかん」写真家のわざの結晶です。なんだか、おもしろいな…と思うことこそ、科学への興味の第一歩。まずは、しゅんかん画像をぞんぶんにお楽しみください!

『季節のごちそう ハチごはん』

岐阜県などのある地域では、ハチの子を食べる習慣があります。おどろくかもしれませんが、むかしから、世界中で虫は食べられてきました。日本でも、季節のごちそうとして虫を食べているのです。いったい、どんなふうに食べているのでしょうか。

小学校高学年の部(5~6年生) 課題図書

BOOK

『ぼくとニケ』

ある日、子猫がやってきた―。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきた。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族がお世話をすることになったのだけれど…。獣医師がえがく、子猫とぼくの大切な話。15歳のときに講談社児童文学新人賞佳作を受賞し作家デビューした獣医師が贈る、感動の物語。
BOOK

『かべのむこうになにがある?』

おおきなあかいかべがありました。いつからなのかどうしてなのかだれもしりませんでした。ちいさいねずみはおもいました。
BOOK

『マンザナの風にのせて』

1942年、アメリカ。日系アメリカ人のマナミは、ワシントン州ベインブリッジ島で、家族と幸せに暮らしていた。いつものように学校へ通い、友達と遊ぶ日々は、ある日突然変わってしまった。家族で「強制立ち退き」しなければならなくなったのだという。愛犬トモとも別れて、住みなれた土地をはなれなければいけなくなった…。
BOOK

『もうひとつの屋久島から―世界遺産の森が伝えたいこと』

1993年、日本で初めて世界遺産に登録された屋久島。この自然豊かな島のいたる所で、その11年前まで広大な原生林が伐採されていた事実があった!屋久島の過去・現在・未来にせまる、渾身のドキュメンタリー。

中学校の部 課題図書

BOOK

『星の旅人-伊能忠敬と伝説の怪魚』

数をかぞえながら、一歩ずつ歩くことで、たどりつける場所がある。いかにして日本地図は誕生したのか!?伊能忠敬の足跡とその時代がよくわかる、充実の解説ページ付き!
BOOK

『ある晴れた夏の朝』

出自のちがうアメリカの八人の高校生が、広島と長崎に落とされた原爆の是非について語り合う。日系アメリカ人のメイは、否定派の一人として演壇に立つことになった。アメリカ在住の著者が若い世代に問いかける、「戦争」の歴史と記憶。
BOOK

『サイド・トラック―走るのニガテなぼくのランニング日記』

陸上競技をとおして“大切なもの”をえがく、ユーモアいっぱいの物語。

高等学校の部 課題図書

BOOK

『この川のむこうに君がいる』

ここでは、だれも、わたしを知らない。新たな地で、高校生活をはじめた梨乃は、福島から来た遼と出会う。震災から三年後、十六歳の心の軌跡。
BOOK

『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ―"あなたがくれた憎しみ"』

ギャングがはびこる町に暮らす女子高生、スター。ある晩、幼なじみのカリルが白人警官によって射殺されてしまう。目の前で起こったこの事件は、事実と異なって報道されていく。事件によって徐々に変わりゆく周囲と、スター自身の心。スターは覚悟を決めて立ち上がる。カリルの声となるために。ボストングローブ・ホーンブック賞受賞アメリカの社会問題を映しだす、注目のYA。
BOOK

『ヒマラヤに学校をつくる―カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』

子どもたちに教育を!人身売買、児童労働、カースト差別…貧困のネパールで、ゼロから学校づくりに挑んだ著者の涙と感動の20年の軌跡。
こちらの作品は電子書籍版もあります

読書感想文書き方ドリル〈2019〉

小学校低学年から高学年向けまでの「夏の読書感想文」がドリルに書き込むだけでたのしく作れます。一生ものの読解力も身につきます。
「6つの質問」に答えて、自分だけの感想文が楽しく簡単に書きあがります。

■読書感想文は、何のために書くの?

書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。ですから読書感想文は「考える読書」ともいわれます。また、どんなに強く心を動かされても、時がたてばその記憶は薄れてしまいます。読書感想文は自分自身の記録です。読み返すことによって、いつでも「感動した自分」に出会うことができるのです。

■「課題読書」・「自由読書」って何?

読書感想文コンクールの主催者が指定した本を読んで書くのが「課題読書」です。本の専門家の先生方が、新しく出版されたたくさんの本の中から、年齢に合わせて、多くの感動を得られたり新たな知識を得られたりする本を、フィクション、ノンフィクション、外国作品など幅広く選んだものです。ぜひ読んでみてください。一方、自分で読みたい本を自由に選んで読書感想文を書くのが「自由読書」です。フィクションでもノンフィクションでもかまいません。読書感想文は「読書の幅」を広げるチャンスです。ふだん物語や小説をよく読む人は科学の本にチャレンジしたり、スポーツの本をよく読む人は伝記を読んでみたりしてください。

■どんな本を読んだらいいの?

思いっきり楽しめたり、自分を見つめなおしたり、新しいことを教えられたり……。自分の心を突き動かしてくれる本が、その人にとっての「良い本」だといえます。自分に合った、心を動かされる本を探してみましょう。迷ったら、自分のことをよく知っている人、たとえば家族や担任の先生、教科の先生、部活の顧問の先生に相談してみましょう。「本の専門家」の図書館の先生に相談してもいいでしょう。友だちと紹介し合うのもいいですね。

■なぜ、本を読むことが大切なの?

一冊の本が、人生を変えてしまうことがあります。本の中で旅をしたり恋をしたり、冒険をしたり……。人は本の中でいろいろなことを体験できます。登場人物と自分の生き方や考え方を比べて、共感したり反発したりします。また、本を使って、疑問に思ったことを解決するために調べることもできます。本を読んで新しいことを知ると、びっくりしたりうれしくなったりします。本は、人の心を成長させてくれ、いろいろなことを教えてくれる友だちです。

■読んだ本の本文や解説などを引用してもいいの?

読書感想文は、本を読んでの自分の思いや心の動きを中心に書くものですから、できるだけ自分のことばを使って書くようにしましょう。確かに解説やあとがきなどは、本の世界をより深く理解するために参考になることがあります。ですから、場合によっては引用する必要が出てくるかもしれません。そのときは、どうしても必要な部分だけを引用することにして、必ず「 」(カギかっこ)でくくりましょう。

■題名はどうつけたらいいの?

本を選ぶとき、本の題名を見ながら「おもしろいかなあ?」とか「読んでみようかなあ?」と考えることはありませんか。題名一つ見ただけで「読んでみたい」とか「読みたくない」とか思ってしまいます。魅力的な題名は人をひきつける力があります。せっかく書いた読書感想文ですから、人が読んでみたくなるような題名を考えましょう。自分が一番感動したことやもっとも言いたいことの、中心となることばを考えて題名にするといいでしょう。

■字数は規定の字数以内なら何字でもいいの?

本を読んだ感動や本を読んで考えたことを、人に伝わるように十分に書き表すためには、ある程度のことばの量が必要です。心の中のあふれる思いを、たくさんのことばを使って表現してみましょう。字数の規定はいわばことばで表現できるグラウンドの広さです。せっかく広いグラウンドが用意されているのに、それを自分で狭くする必要はありません。規定の字数をなるべくいっぱいに使って、思いっきり読書の感動を表現してみましょう。

■何をどう書けばいいの?

本を読んで自分がどこに感動したのか、なぜ感動したのかを考えましょう。そしてもう一度本を読んでみましょう。自分の生き方や経験と本の世界とを照らし合わせると、いろいろなことが見えてきます。感じたこと、思ったこと、連想したことなどを忘れないうちに全部メモしておきましょう。そうしたら、順番を入れ替えたり内容を補ったりして、どう書けば自分の心の動きにぴったりするか、それがうまく人に伝わるかを考えましょう。先生や家の人と相談してみるのもいいでしょう。そうするうちに何をどう書けばいいのか、自分が一番言いたいことは何なのかがはっきりしてきます。書き終わった時には、それまでとはどこか少し違った自分になっていることに気づくはずです。