第64回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

2018年度 第64回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が主催の全国学校図書館協議会より発表されました。
1955年に始まった歴史のあるこちらのコンクールには毎年、読書指導の一環として全国から多くの教育機関が参加します。
本ページでは、その課題図書を一挙にご紹介致します。この夏の一冊はヨドバシ・ドット・コムで!日本全国配達料金無料、ポイント3%還元で大変お得!

~青少年読書感想文全国コンクール~

青少年読書感想文コンクールは、児童生徒・勤労青少年を対象に、読書活動の振興等を目的に1955年に始まった息の長い読書運動で、その成果は高く評価されています。 年々作品の応募数も増え、第45回の読書感想文コンクールでは、ついに427万編を越えました。外国にある日本人学校からも多くの作品が応募され、入賞も数多くしております。

小学校低学年の部(1~2年生) 課題図書

BOOK

『ルラルさんのだいくしごと』

ルラルさんのだいくしごとのうでまえは、なかなかのものです。あまもりするやねのしゅうりだって、おてのもの。ところが、おもわぬことがおきてしまい…!?
BOOK

『きみ、なにがすき?』

森のおくにすむあなぐまが、にわのはたけでともだちのすきなものを作りたいと思いつきます。でもともだちは、あなぐまの考えるものをもっていました。だれかにわかってもらえることがうれしくなるお話。
BOOK

『なずず このっぺ?』

「なずず このっぺ?」といちばんベーシックな昆虫語の問いかけからストーリーは始まります。虫たちのおしゃべり昆虫語のえほん。
BOOK

『がっこうだってどきどきしてる』

学校はどきどきしていました。なにしろ、ついこのあいだできあがったばかりでしたし、だれかの家になるのだと思っていたら、なんと学校として、たくさんの子どもをうけいれなくちゃいけないというのですから。

小学校中学年の部(3~4年生) 課題図書

BOOK

『レイナが島にやってきた!』

長崎夏海がえがく風と光と子どもたち。南の島で新しい生活をはじめたレイナと島の子どもたちのすてきな出会い。
BOOK

『森のおくから―むかし、カナダであったほんとうのはなし』

アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。ある夏、おそろしい山火事がおきました。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、思いもよらないことがおこったのです…。
BOOK

『最後のオオカミ』

マイケル・マクロードは、親戚から先祖のロビー・マクロードがのこしたという遺言書を見せてもらう。それは「最後のオオカミ」と題された回想録で、むごい戦争の時代を、ともに孤児として生きぬいた少年とオオカミの物語だった。
BOOK

『すごいね!みんなの通学路』

みんなどうやって学校に通っているの?世界のさまざまな場所にくらす子どもたちの通学風景をみてください。オールカラー写真絵本。

小学校高学年の部(5~6年生) 課題図書

BOOK

『奮闘するたすく』

「行きたくない」としぶるおじいちゃんをなだめすかして、佑はデイサービスに連れていくことになった。“ケアハウスこもれび”に通うことになった佑は、介護される人と介護する人、それぞれの気持ちに気づいていく。
BOOK

『こんぴら狗』

飼い主・弥生の病気が治るようお祈りするため、ムツキは、江戸から讃岐の金毘羅さんまでお参りに出された。ムツキの、往復340里(約1340km)にもおよぶ旅路と、道中での出会いや別れをえがく。
BOOK

『ぼくとベルさん―友だちは発明王』

「みんなにはできて、ぼくにはできない…」読み書きができない少年エディ。発明家・ベルとの出会いが、彼を大きく変えていく。
BOOK

『クニマスは生きていた!』

奇跡の魚・クニマスが私たちに問いかける「命のつながり」とは…。最後のクニマス漁師だった三浦久兵衛さんと、久さん親子の姿を通して描いた、感動の物語。

中学校の部 課題図書

BOOK

『一〇五度』

都内の中高一貫校に編入した真はスラックスをはいた女子、梨々と出会い、極秘で「全国学生チェアデザインコンペ」に挑戦することに…!椅子デザイナーをめざす少年の、熱い夏の物語。
BOOK

『太陽と月の大地』

16世紀グラナダを舞台に、宗教・民族の違いによってひきさかれ、運命に翻弄される人々をえがく。
BOOK

『千年の田んぼ―国境の島に、古代の謎を追いかけて』

秘境の離島に日本最古の田んぼ?いったい誰が?なんのために?大地に刻まれた“奇跡の風景”の謎を解く。

高等学校の部 課題図書

BOOK

『わたしがいどんだ戦い 1939年』

世界大戦さなかのロンドン。足の悪いエイダは、けんめいに歩く練習をしていた。歩けさえすれば、弟といっしょに疎開できる!―自分らしく生きるために戦う少女と、彼女をあたたかく包む村の人たちをえがく。
BOOK

『車いす犬ラッキー―捨てられた命と生きる』

君はかけがえのない家族―。美しい自然と、人々が支えあう「ユイ(結い)」の伝統が息づく島で、一人の男がめぐりあった“人生を変えた犬”。犬と人のドラマを通じて、命の意味を問う、感動のノンフィクション。
BOOK

『いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて』

6歳でホロコーストを生きのびたフランス人女性の手記。アンネと同じ収容所に移送された彼女の目に映ったものは。注目の邦訳。
読書感想文書き方ドリル〈2018〉

7つの質問に答えるだけで、ひとあじ違う感想文が書ける!「賞をもらいました!」の声続々!一生ものの読解力も身につく。

■読書感想文は、何のために書くの?

書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。ですから読書感想文は「考える読書」ともいわれます。また、どんなに強く心を動かされても、時がたてばその記憶は薄れてしまいます。読書感想文は自分自身の記録です。読み返すことによって、いつでも「感動した自分」に出会うことができるのです。

■「課題読書」・「自由読書」って何?

読書感想文コンクールの主催者が指定した本を読んで書くのが「課題読書」です。本の専門家の先生方が、新しく出版されたたくさんの本の中から、年齢に合わせて、多くの感動を得られたり新たな知識を得られたりする本を、フィクション、ノンフィクション、外国作品など幅広く選んだものです。ぜひ読んでみてください。一方、自分で読みたい本を自由に選んで読書感想文を書くのが「自由読書」です。フィクションでもノンフィクションでもかまいません。読書感想文は「読書の幅」を広げるチャンスです。ふだん物語や小説をよく読む人は科学の本にチャレンジしたり、スポーツの本をよく読む人は伝記を読んでみたりしてください。

■どんな本を読んだらいいの?

思いっきり楽しめたり、自分を見つめなおしたり、新しいことを教えられたり……。自分の心を突き動かしてくれる本が、その人にとっての「良い本」だといえます。自分に合った、心を動かされる本を探してみましょう。迷ったら、自分のことをよく知っている人、たとえば家族や担任の先生、教科の先生、部活の顧問の先生に相談してみましょう。「本の専門家」の図書館の先生に相談してもいいでしょう。友だちと紹介し合うのもいいですね。

■なぜ、本を読むことが大切なの?

一冊の本が、人生を変えてしまうことがあります。本の中で旅をしたり恋をしたり、冒険をしたり……。人は本の中でいろいろなことを体験できます。登場人物と自分の生き方や考え方を比べて、共感したり反発したりします。また、本を使って、疑問に思ったことを解決するために調べることもできます。本を読んで新しいことを知ると、びっくりしたりうれしくなったりします。本は、人の心を成長させてくれ、いろいろなことを教えてくれる友だちです。

■読んだ本の本文や解説などを引用してもいいの?

読書感想文は、本を読んでの自分の思いや心の動きを中心に書くものですから、できるだけ自分のことばを使って書くようにしましょう。確かに解説やあとがきなどは、本の世界をより深く理解するために参考になることがあります。ですから、場合によっては引用する必要が出てくるかもしれません。そのときは、どうしても必要な部分だけを引用することにして、必ず「 」(カギかっこ)でくくりましょう。

■題名はどうつけたらいいの?

本を選ぶとき、本の題名を見ながら「おもしろいかなあ?」とか「読んでみようかなあ?」と考えることはありませんか。題名一つ見ただけで「読んでみたい」とか「読みたくない」とか思ってしまいます。魅力的な題名は人をひきつける力があります。せっかく書いた読書感想文ですから、人が読んでみたくなるような題名を考えましょう。自分が一番感動したことやもっとも言いたいことの、中心となることばを考えて題名にするといいでしょう。

■字数は規定の字数以内なら何字でもいいの?

本を読んだ感動や本を読んで考えたことを、人に伝わるように十分に書き表すためには、ある程度のことばの量が必要です。心の中のあふれる思いを、たくさんのことばを使って表現してみましょう。字数の規定はいわばことばで表現できるグラウンドの広さです。せっかく広いグラウンドが用意されているのに、それを自分で狭くする必要はありません。規定の字数をなるべくいっぱいに使って、思いっきり読書の感動を表現してみましょう。

■何をどう書けばいいの?

本を読んで自分がどこに感動したのか、なぜ感動したのかを考えましょう。そしてもう一度本を読んでみましょう。自分の生き方や経験と本の世界とを照らし合わせると、いろいろなことが見えてきます。感じたこと、思ったこと、連想したことなどを忘れないうちに全部メモしておきましょう。そうしたら、順番を入れ替えたり内容を補ったりして、どう書けば自分の心の動きにぴったりするか、それがうまく人に伝わるかを考えましょう。先生や家の人と相談してみるのもいいでしょう。そうするうちに何をどう書けばいいのか、自分が一番言いたいことは何なのかがはっきりしてきます。書き終わった時には、それまでとはどこか少し違った自分になっていることに気づくはずです。