第68回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

2022年度 第68回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が主催の全国学校図書館協議会、毎日新聞社より発表されました。
1955年に始まった歴史のあるこちらのコンクールには毎年、読書指導の一環として全国から多くの教育機関が参加します。
本ページでは、その課題図書を一挙にご紹介致します。この夏の一冊はヨドバシ・ドット・コムで!日本全国配達料金無料、ポイント3%還元で大変お得!
青少年読書感想文全国コンクール 課題図書特集

~青少年読書感想文全国コンクール~

青少年読書感想文全国コンクールは、児童生徒・勤労青少年を対象に、読書活動の振興等を目的に1955年に始まった息の長い読書運動で、その成果は高く評価されています。
日本全国、また海外の日本人学校からも、多くの作品が応募されています。 ▶公式サイトはこちら

小学校低学年の部(1~2年生) 課題図書

BOOK

つくしちゃんとおねえちゃん

気が強くて優等生の小学4年生の姉と、マイペースで不器用な小学2年生の妹つくし。妹の視点で日常をつづった5編の物語。
BOOK

ばあばにえがおをとどけてあげる

「大好きなばあばを笑顔にしたい!」と、まちに「よろこび」を探しにでかけます。おばあちゃんと孫娘のやさしくあたたかな物語。
BOOK

すうがくでせかいをみるの

うちのかぞくには、それぞれすきなことがある。すきなことがあるっていいな…「すき」を通して、世界の見方をみつける絵本。
BOOK

おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで

魚を釣り上げてからお寿司になるまでを動画のような連続性で描き、私たちが命をいただいて生きていることを伝える写真絵本。

小学校中学年の部(3~4年生) 課題図書

BOOK

みんなのためいき図鑑

なぜ、ヒトはためいきをつくのだろう。「ためいき図鑑」をつくることになったぼくらの班は問題山づみ。生きていくのって大変……。
BOOK

チョコレートタッチ

チョコレートが大好きなジョン。ある日、ひろった銀貨でチョコレートを買って食べるとチョコレート病に。ジョンはどうなるの!?
BOOK

111本の木

SDGsの目標「陸の豊かさも守ろう」「ジェンダー平等を実現しよう」を目指した、インドの小さな村の活動を描くノンフィクション。
BOOK

この世界からサイがいなくなってしまう―アフリカでサイを守る人たち

サイが絶めつするかもしれない…。南アフリカの地で、サイをねらう密猟者と、守る人たちとのたたかいを、NHKの記者が追う!

小学校高学年の部(5~6年生) 課題図書

BOOK

りんごの木を植えて

大好きなおじいちゃん。病気と向き合いながら、毎日を豊かに過ごしている。自分らしく生きるおじいちゃんってかっこいい。
BOOK

風の神送れよ

コロナ退散の祈りもこめて、僕らはコトの神を谷へ送る。子どもたちが無病を願う伝統行事と懸命に向き合う姿を描く成長の物語。
BOOK

ぼくの弱虫をなおすには

ぼくとフリータは、夏休みのあいだにこわいものを克服して強くなることにした。ところが…?がんばる子どもたちの前向きな物語。
BOOK

捨てないパン屋の挑戦―しあわせのレシピ

大量のパンの廃棄に悩み、「一個も捨てない」ために奮闘するパン職人の田村さん。食品ロスなき未来への知恵と希望を描く。

中学校の部 課題図書

BOOK

セカイを科学せよ!

転校生はとんでもない蟲オタク!上がる悲鳴とため息と……。ミックスルーツの中学生が繰り広げる、バイオロジカルコメディ。
BOOK

海を見た日

同じ家で暮らしていても、心が通わない養母と里子4人。ある日の冒険をきっかけに、「本当の家族」になっていく。清々しい感動作。
BOOK

江戸のジャーナリスト 葛飾北斎

世界に誇る浮世絵師・葛飾北斎とは、どんな人物だったのか。ジャーナリストの著者独自の視点で、新たな北斎像をあぶり出す。

高等学校の部 課題図書

BOOK

その扉をたたく音

29歳、無職。夢はミュージシャン。人生に行き詰まっていた青年と、老人ホームで出会った「神様」との奇跡の夏が始まる――。
BOOK

建築家になりたい君へ

「ぼろい家」に育ち、建築家を夢見てアフリカやアメリカへ。難題だらけの仕事にどう挑むのか。日本を代表する建築家が今伝えたいメッセージ。
BOOK

クジラの骨と僕らの未来

骨格に興味を持ち、ペットの墓あばきから始まった少年の好奇心。ついに哺乳類最大のクジラの博士になるまでを生き生きと描く。
■読書感想文は、何のために書くの?

書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。ですから読書感想文は「考える読書」ともいわれます。また、どんなに強く心を動かされても、時がたてばその記憶は薄れてしまいます。読書感想文は自分自身の記録です。読み返すことによって、いつでも「感動した自分」に出会うことができるのです。

■「課題読書」・「自由読書」って何?

読書感想文コンクールの主催者が指定した本を読んで書くのが「課題読書」です。本の専門家の先生方が、新しく出版されたたくさんの本の中から、年齢に合わせて、多くの感動を得られたり新たな知識を得られたりする本を、フィクション、ノンフィクション、外国作品など幅広く選んだものです。ぜひ読んでみてください。一方、自分で読みたい本を自由に選んで読書感想文を書くのが「自由読書」です。フィクションでもノンフィクションでもかまいません。読書感想文は「読書の幅」を広げるチャンスです。ふだん物語や小説をよく読む人は科学の本にチャレンジしたり、スポーツの本をよく読む人は伝記を読んでみたりしてください。

■どんな本を読んだらいいの?

思いっきり楽しめたり、自分を見つめなおしたり、新しいことを教えられたり……。自分の心を突き動かしてくれる本が、その人にとっての「良い本」だといえます。自分に合った、心を動かされる本を探してみましょう。迷ったら、自分のことをよく知っている人、たとえば家族や担任の先生、教科の先生、部活の顧問の先生に相談してみましょう。「本の専門家」の図書館の先生に相談してもいいでしょう。友だちと紹介し合うのもいいですね。

■なぜ、本を読むことが大切なの?

一冊の本が、人生を変えてしまうことがあります。本の中で旅をしたり恋をしたり、冒険をしたり……。人は本の中でいろいろなことを体験できます。登場人物と自分の生き方や考え方を比べて、共感したり反発したりします。また、本を使って、疑問に思ったことを解決するために調べることもできます。本を読んで新しいことを知ると、びっくりしたりうれしくなったりします。本は、人の心を成長させてくれ、いろいろなことを教えてくれる友だちです。

■読んだ本の本文や解説などを引用してもいいの?

読書感想文は、本を読んでの自分の思いや心の動きを中心に書くものですから、できるだけ自分のことばを使って書くようにしましょう。確かに解説やあとがきなどは、本の世界をより深く理解するために参考になることがあります。ですから、場合によっては引用する必要が出てくるかもしれません。そのときは、どうしても必要な部分だけを引用することにして、必ず「 」(カギかっこ)でくくりましょう。

■題名はどうつけたらいいの?

本を選ぶとき、本の題名を見ながら「おもしろいかなあ?」とか「読んでみようかなあ?」と考えることはありませんか。題名一つ見ただけで「読んでみたい」とか「読みたくない」とか思ってしまいます。魅力的な題名は人をひきつける力があります。せっかく書いた読書感想文ですから、人が読んでみたくなるような題名を考えましょう。自分が一番感動したことやもっとも言いたいことの、中心となることばを考えて題名にするといいでしょう。

■字数は規定の字数以内なら何字でもいいの?

本を読んだ感動や本を読んで考えたことを、人に伝わるように十分に書き表すためには、ある程度のことばの量が必要です。心の中のあふれる思いを、たくさんのことばを使って表現してみましょう。字数の規定はいわばことばで表現できるグラウンドの広さです。せっかく広いグラウンドが用意されているのに、それを自分で狭くする必要はありません。規定の字数をなるべくいっぱいに使って、思いっきり読書の感動を表現してみましょう。

■何をどう書けばいいの?

本を読んで自分がどこに感動したのか、なぜ感動したのかを考えましょう。そしてもう一度本を読んでみましょう。自分の生き方や経験と本の世界とを照らし合わせると、いろいろなことが見えてきます。感じたこと、思ったこと、連想したことなどを忘れないうちに全部メモしておきましょう。そうしたら、順番を入れ替えたり内容を補ったりして、どう書けば自分の心の動きにぴったりするか、それがうまく人に伝わるかを考えましょう。先生や家の人と相談してみるのもいいでしょう。そうするうちに何をどう書けばいいのか、自分が一番言いたいことは何なのかがはっきりしてきます。書き終わった時には、それまでとはどこか少し違った自分になっていることに気づくはずです。

(出典:読書感想文全国コンクール公式サイト 感想文Q&A 2021年7月29日


読書感想文の書き方本はこちら

スラスラ書ける読書感想文

読書感想文が苦手な小学生に向けた、だれでも簡単に感想文が書けちゃう本です。
まず第一章の「本のさがし方・感想文を書くポイント&文章の書き方紹介」を読み、メモを取っていくことでコツをつかみます。
次に第二章で、「実際にある作品についての内容紹介と感想文の例を見る」ことで、具体的な書き方を学びます。

> 「スラスラ書ける読書感想文」シリーズ