キャンプでの必須アイテム シュラフ(寝袋)の選び方

キャンプの必須アイテム「シュラフ(寝袋)」

快適な睡眠をするためにも重要なアイテム。
使用する時期やシーンによって様々なシュラフがあります。
今回はそんなシュラフの特性や選び方、おすすめのアイテムをご紹介していきます。

 目次
1.シュラフの形状
マミー型
封筒型

シュラフの形状はマミー型と封筒型、大きく2つに分けられます。封筒型は圧迫感なく、普段の布団のように使用できますが、その分収納サイズが大きく重たくなります。 マミー型は頭部まで覆えて体にフィットした形なので封筒型より、保温性が高く、コンパクトになりますが、寝返りなどがしにくいという面もあります。

マミー型 封筒型
メリット 体にフィットするので保温力が高い。
収納サイズがコンパクト。
圧迫感がなく普段の布団のように使える。リーズナブルなモデルが多い。
デメリット 慣れないと少し窮屈に感じる。
価格がやや高め。
収納がかさばる。
保温力はマミー型に比べ低くなる。

サイズ(適応身長)も確認しましょう

メーカーによってサイズが異なるので購入前には必ず確認しましょう。小柄な方が大きな物を選ぶと保温力低下の原因に。シュラフの底からつま先が10cm程ゆとりがあるのが理想的です。

2.中綿の種類

シュラフの中綿の種類は「ダウン」「化繊」の2種類です。ダウンの特徴は保温力の高さ、軽量でコンパクトになるという点です。 羽毛の嵩高を表すフィルパワーについても見てみましょう。数値が高いほど膨らみ、空気を含むので保温力が高くなります。高いフィルパワーのダウンを使用する事で、少ない量のダウンで暖かさを得られるので、軽量化が可能になります。一般的には キャンプでの使用はもちろん、登山などで使用を考えているなら軽くてコンパクトなダウンがおすすめです。化繊はダウンに比べ重量が重く嵩張りますがダウンより水濡れに強く、メンテナンスも楽でリーズナブルなモデルが多いです。キャンプに車で行く場合など、荷物の大きさをさほど気にしなければ、化繊もおすすめです。

ダウン 化繊
メリット 軽量でコンパクトになる。
保温性が高い。
洗濯機で丸洗いができる物などメンテナンスが楽。リーズナブルなモデルが多い。水濡れに強い。
デメリット 水濡れに弱い。価格が高め。メンテナンスが少し手間がかかる。 保温力が低い。
重量が重く、収納もかさばる。
3.使用温度 いつ?どこで使うのか?

シュラフの対応シーズンは大きく分けて「夏用」「3シーズン(春~秋)」「冬用」の3つです。 メーカごとに表記に多少違いはありますが基本的には「快適温度」「下限温度」と表記されています。使用場所の最低気温から-5℃を目安に快適温度を選べば安眠できるでしょう。 個人差がありますが、寒がりな方はインナーシュラフを入れたり、重ね着をして防寒性を高めましょう。

シーズン別 快適温度の目安

夏用シュラフはこちら
夏用シュラフはこちら
3シーズン(春~秋)シュラフはこちら
3シーズン(春~秋)シュラフはこちら
冬用シュラフはこちら
冬用シュラフはこちら
4.夏用おすすめシュラフ




封筒型シュラフライトII

化繊

キャンプ向き


足元が開けられ、温度調節が可能です。内側生地には、肌ざわりの良いコットンフランネルを使用しました。

抗菌防臭 丸洗いシュラフ 15

化繊

キャンプ向き


抗菌&防臭加工により気持ちよく使えるのが特徴です。やさしい手ざわりで、洗濯機で丸洗いしても効果が持続します。

エア ドライト 190

ダウン

登山・キャンプ向き


夏の中級山岳でのテント泊や、避難小屋での宿泊に最適のモデルです。冬のインナーシュラフとしてもおすすめします。

ラバイマーバッグ W

ダウン

キャンプ向き


春先から夏の終わりまで幅広く使用可能。眠りまでのひと時を楽しい時間にできる2人用のスリーピングバックシリーズ。

夏用シュラフを全て見る▶

5.3シーズン(春~秋)用おすすめシュラフ




MF900

化繊

登山・キャンプ向き


軽量コンパクトでコストパフォーマンスの良い化繊シュラフ。ダウンシュラフと比べ濡れてしまっても乾きが早くアフターケアが簡単

エコトレイルベッドダブル-7

化繊

キャンプ向き


抗菌&防臭加工により気持ちよく使えるのが特徴です。やさしい手ざわりで、洗濯機で丸洗いしても効果が持続します。 2

オーロラライト 600DX

ダウン

登山・キャンプ向き


防水透湿素材。オーロラテックスを表地に使用したモデル。立体構造で、効果的な熱運用を実現。

シームレス ダウンハガー800 #3

ダウン

登山・キャンプ向き


高品質な800FP EXダウンと、はっ水加工を施した超軽量シェル素材を組み合わせた軽量スリーピングバッグ。

3シーズン(春~秋)シュラフを全て見る▶

6.冬用おすすめシュラフ




ソフティーエリート4

化繊

キャンプ向き


宇宙服にも使われている保温素材リフレクタサームを使用。体温を効率的に反射し、保温効果を高めます。

ワサッチ-18

化繊

キャンプ向き


濡れても保温力が低下しにくいリサイクルポリエステルの化繊中わたを封入し、お手入れも容易。

レベル8 -10 UDD バッグ

ダウン

登山・キャンプ向き


軽量かつ撥水性・柔軟性に優れた撥水加工ナイロン生地を用いながら、ダウンには超撥水のUDD DXを採用しました。

スパーク SpIV

ダウン

登山・キャンプ向き


荷物を少しでも削りたいウィンターミッションに最適です。 全体をボックスバッフル構造にしてより多くのダウンを封入、コールドスポットを排除しました。

冬用シュラフを全て見る▶

シュラフをブランドから探す
7.シュラフとセットで揃えたい アウトドアマット
クローズドセル
エアマット

マットは地面の凹凸を軽減したり、夏場は地面に溜まった熱を、冬場では底冷えを防ぐ効果のあるシュラフとセットで揃えたいアイテムです。 マット選びではまず、空気を入れて膨らませる「エアーマット」か、そのまま広げて使用する「クローズドセルマット」の2タイプに分かれます。 エアーマットは、使わない時は空気を抜いて丸めることでコンパクトになります。クローズドセルマットと比べて熱を遮断する力が高かったり、厚みがあり、寝心地がいいのが特徴です。 その分、高価で空気を用いる以上はパンクには注意をしなければなりません。クローズドセルマットは、普段はそのまま丸めたり蛇腹折りで畳んでおいて、使う際にそのまま広げて使うシンプルなタイプです。空気を用いないので即座に使え、耐久性にも優れている点も魅力的です。

クローズドセルマット エアーマット
メリット 故障の心配がなく、設置が簡単。
リーズナブルなモデルが多い。
クッション性、断熱性、重量、様々なモデルから選べる。
デメリット エアマットに比べかさばり、断熱性も低い。 故障する心配がある。
価格が高い。




深山寝そべり

クローズドセル

一般的なマットに比べて発泡率を高めに調整して軽量化、素材自体もしっとりと滑りにくい素材を採用しました。

スイッチバック

クローズドセル

硬さの異なる2層構造のフォームになっており、コンパクトにたためるにもかかわらず快適なクッション性も併せ持っています。

Ultra 3R M Mummy

エアー

バックパッキング、スルーハイク、バイクパッキング、アルピニズムなど、アクティブな冒険に適した超軽量マットです。

クラウドマット 180

エアー

安心して使える耐久性を持ちながら、シンプルで軽量なエアマットです。コストパフォーマンスにも優れます。

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